TSST
・参加者は、部屋Aで10分ほど休憩。
・実験開始。参加者は部屋Bに連れて行かれ、タスクについての説明を受ける。
・部屋Bでは、試験官3人(インタビューパネル)がテーブルの後ろに座っており、ビデオカメラ・テープレコーダで記録されている。
・参加者は、インタビューパネルの前に立つよう指示される。
・試験官は、参加者に対して、あなたはある会社の採用に応募した人で、これから会社のマネジャーと個人面談をするという場面である、と告げる。
参加者は、準備の時間の後に、5分間の自己紹介と、そのポジションに対する自分の売り込みをマネジャーに対して行う。
・試験官(マネジャー役)はノンバーバル(しぐさ・表情など)をモニターするよう訓練されている。
心理学において、ストレス状態の人間の反応をみたいときがある。よく使われるのは単調作業の繰り返し(単純計算など)で負荷を与え、その後の変化をデータ化することである。TSSTは、負荷の部分を、社会的なストレス(ソシアル・ストレス)とし、見知らぬ他人(複数)の前で一定時間ある主張を話させる作業を与えるものである。
…これは確かにストレスだわ。個人的に。
きっとこれのテストをやると、自分はストレス指標でまくりだろうな。とても優秀な被験者になれると思います。