2009-09-01 フィックの第2法則 図dx (微小)部分の、濃度の時間変化(=物質収支)について考えると、 (J の向きはx 軸と逆であることに注意) つまり、ある時刻において、微小部分に流れ込む量はJx+dx 、流れ出る量はJx 。それを容積(ここではdx )で割ると、微小領域dx での濃度を求めることができる。ここで、 (第1法則より)および、 (微分の定義より) だから、 …差分法 よって、最初の式に帰ってみると つまり、 が成り立つ。これがフィックの第2法則である。