AT車とMT車の事故率の違い
元ネタは、
直接的には「自動車技術」2010 (Vol.64) 1月号 p.69
さらにその元データは
S. Washino "A proposal of both a concept and a prototype of a driver secure system" p.527-540 Systems and human sciences forsafety, secure and dependability (Selected papers of the 1st International Symposium SSR 2003, Osaka, Japan)
らしい(これはまだみてない)
予想:
- MT車はスポーツカーが多くてスピードを出すから、MT車?
- MT車は操作が多いから、操作に気をとられて事故を起こす、MT車?
- AT車は運転に集中できるから、MT車?
- AT車は運転不慣れな人が多く、逆にMT車は熟練者が多いから、AT車?
- AT車はやることがなく、漫然と運転してしまうから、AT車?
結果:
AT車。
大まかには、2倍ほど、AT車のほうがMT車よりも事故率が高いらしい。
(少なくとも統計的には。)
これは、事故類型(右折衝突、左折衝突、側面、正面、後方など)で分けても、ドライバーの年齢別にみても、事故要因別にみても、同じ傾向らしい。
ただ、死亡事故率については、AT車もMT車も差異はないとのこと。
死ぬような事故は、ATだろうがMTだろうが関係ない。ただ、そうじゃない事故に関しては、AT車のほうが、事故を起こしている率が高い。
*まあ「事故の確率自体が低い」と考えれば、この差なんて、あるような、ないようなもんだろうけど。