ヤマハ ライフサイエンス事業撤退

旧聞だが、ヤマハ発動機はライフサイエンス事業から2010年いっぱいで撤退する。
ヤマハ発動機、ライフサイエンス事業から撤退へ | レスポンス(Response.jp)


微細藻類の培養から抽出したアスタキサンチン(酸化還元物質色素)を事業の柱とした。
化粧品やサプリメント、また養殖魚の色揚げ効果などで使われる。
ヤマハはマリン事業があるので、藻類の培養や漁業関係に関連が深いことから、期待して見ていたのだが。
やはり難しいのか。残念。


2005年に40億円で研究所を設立。現在従業員は49人。
2015年に300億円の売り上げ計画だったが、
2007年以降の3年間の総売上高は5億円にしかならず。
従業員は社内で再配置の予定だが、バイオ技術の生かせる部署が少ないことから、希望者への転職支援も行う。
日経産業新聞2010.11.17)