温暖化ガス削減中期目標

温暖化ガス削減の2020年における中期目標が、2005年比15%削減(1990年比マイナス約7%)になりそうです。
この場合、太陽光発電は現在の10倍の普及、次世代自動車(HV、EVなど)は新車販売の50%、保有台数では全体の20%になる。一方生産活動に対する抑制(工場の排出規制や設備投資支出の影響)は、最大でGDPを0.6%押し下げる。失業率も同じ影響で最大0.3%増える。世帯所得も10万円前後減少。家庭の光熱費支出は月平均で2,000円くらい増える。と、以上のように試算されています。

温暖化ガス(CO2)は減らしたい、でも経済活動が混乱するのは困る、というトレードオフの中で、ちょうど真ん中くらいの目標設定ということのようです。

とりあえずこれを期に、「火で燃やしてエネルギーを取り出す」という古来の手法を脱却し、「火で燃やさずにエネルギーを取り出す」という効率のいいエネルギー利用に技術革新が進めばいいなと思っています。

早く核融合が実用化されないかな。