インパクトファクター

科学論文(や雑誌)の価値を評価するのに、いろいろな指標が用いられる。個人的にはガツガツするほうじゃないんで、インパクトファクターとか引用回数とか気にしないんだけど。気にするほどの業績もないし。

三者からみれば、その人の業績を評価するのには分かりやすいと思うんで、こういう指標は結構喜ばれるみたい。で、BTJメールマガジンの最近のにいろいろ書いてあったので、自分のメモ代わりにここに書いておく。

hインデックス:
ある研究者が発表した論文のうち、引用された回数が少なくともh回あるものがh本以上あるとき、hインデックスの数値はhになる。
それぞれ6回引用された論文が8本あれば、(合計36回引用された人)hインデックスは6。100回引用された論文が1本だけあれば、hインデックスは1なのか?

hインデックスのノーベル化学賞受賞者の平均値は62.4、ノーベル物理学賞受賞者の平均値は45.1、物理分野での准教授の平均値は6.0らしい。

他にも、hインデックスを補完するものとして、

A-index:「h番目までの論文の、被引用数の平均値」
R-index:「h番目までの論文の、被引用数総和の平方根
g-index:「被引用数の総和がgの2乗以上の論文が、g本以上ある」
h-b index:「h-indexを個人ではなく研究分野に適応したもの」
m-index:「h-b indexを分野初の論文からの経過年数で割ったもの」
individual h-index:「被引用数を共著平均数で割った後に求めたh-index」

があるらしいです。

…なんかもう途中でついていってないんですが。
一生懸命こういうパラメータを考えている人がいるのだなあ、と思いました。