CANON SED事業化断念
canonが、次世代ディスプレイとして開発していたSED(表面伝導電子放出ディスプレイ)の事業化開発を終了。
キヤノンが次世代ディスプレイ「SED」の事業化を断念、液晶やプラズマテレビに対抗できず - GIGAZINE
2010年7月20日の記事にも書いたが、失敗プロジェクトが何故失敗したのか、そこらへんを私としてはおおいに参考にしたいところである。
ニュースでは、特許訴訟の問題や、液晶との価格競争などが語られているようだ。技術的に優れてさえいれば成功する、というわけではないのがこういう分野の難しいところだ。
iPhoneやiPadなどは逆に、ハード的には先進のものでないらしいが、「こう使いたい」「使って楽しい」を非常にうまく実現できていて、それが成功のカギになっている。
日頃やっていることが、「技術のための技術」になっていないよう、自戒したい。
そして、全てトータルで見たときに、「これいいね!」といえる技術がつくれるようになると、いいな。