2011-10-19 コーシーの定理 複素積分において、被積分関数が、複素平面のある領域内および積分路で、連続かつ正則(≒微分可能)であるとき、 内の任意の閉じた積分路に沿う、の周回積分はゼロになる。 例えば、 右の図の周回路(原点を中心とした半径1の円)に沿う積分を考えると、 (全平面で正則) (全平面で正則) (で正則でないが、内は正則) (で正則でない、つまり内で正則でない)(参考:「物理・工学のための複素積分 基礎編」)