2011-10-24 フレネル積分(その4) 数学 その3からのつづき。 第5段階 積分路は であるから、 と書くことができるので、 ということが成り立つ。(扇形の半径を無限大にする、ということ) ここで、 コーシーの定理から、左辺は また、右辺は 経路については(第2段階)、 経路については(第3段階)、 経路については(第4段階)、 であるから、 以上を先の式に代入すると、 整理して 複素数の実部と虚部をそれぞれ分離すると <フレネル積分の証明おわり> (参考:「物理・工学のための複素積分 基礎編」)